猫も長生きしますので最後まで愛情と責任を持って終生飼養に努めなければなりません。現在は動物の愛護及び管理に関する法律によると飼い主責任として
「動物の健康及び安全の保持」
「動物による人の生命等への危害防止」
「動物の飼養等による迷惑防止」
の3点が定めてあります。
一部記載しますと
●愛護動物をみだりに殺し又傷つける者は1年以下の懲役又は100万以下の罰金に処する
●愛護動物に対しみだりに給餌又は給水をやめることにより衰弱させる等の虐待を行った者は50万以下の罰金に処する
●愛護動物を遺棄した者は50万以下の罰金に処する
等が細かく定められています。
爪は猫の武器ですから爪とぎをします。家具や壁、柱等で爪とぎをするとそれが習慣になりいつも同じところで研ぐようになります。市販の爪とぎや段ボールなど用意してあげてください。
〒238−0011 神奈川県横須賀市米ヶ浜通2−13
代表 坂下京子
携帯 090−3346−0977
FAX 046−825−4178
URL http://www.kirarabengal.jp
MAIL kirarabengal@gmail.com
動物取扱責任者 横須賀市第10177号
家庭動物販売士 第3100010号
猫にも猫の社会のルールがありますので小さいうちから人や他の動物に馴れさせておくと飼いやすい猫になります。何匹か飼われている家は遊んだりケンカしたりお互いを認識して接することが出来るので爪を隠したり甘噛みが出来たりと遊び方を覚えますが一匹だけで飼われていると社会性が不十分になり、見知らぬ人や動物に会った時に攻撃的になったり臆病で神経質な猫になってしまいますのでたくさん遊んであげていろいろな経験をさせてあげてください。
子猫は生まれた時は母猫からの免疫があります。生後2ヶ月頃に免疫力が無くなりますので1回目のワクチンを接種します。1ヶ月過ぎた頃2回目のワクチンを接種します。それから1年に1回接種するとよいでしょう。予防接種を受けたから100%大丈夫という訳ではありません。70%程度と聞いています。またノミも滴下型等安全性が高く有効な薬がありますので予防してあげてください。
お水はいつも新鮮なお水をあげてください。餌はバランスのとれたキャットフードをあげてください。猫は肉や魚だけでなくビタミン類やミネラルも必要です。ビタミンCは体内で合成出来ますがビタミンAは外から取り入れなくてはなりません。ご飯等の炭水化物は必要としませんがエネルギーにはなります。食塩は犬の半分でよいので塩分の多い食べ物はあげないでください。甘いお菓子も食べさせてはいけません。味付けは不要です。動物が生きるのに欠かせない必須アミノ酸にタウリンがあるのですが人間や他の動物は体内で合成出来ますが猫にはそれが出来ません。タウリンは肉や魚に多く含まれており、これが欠乏すると視力障害や発育不全など心臓や血液の病気になります。バランスのとれたキャットフードを与えるのが一番よいと思います。ドライタイプは水分が10%以下しか含まれていないので新鮮なお水をいつでも自由に飲めるようにしてあげてください。飲む水が足りないと尿結石が出来やすくなったり腎臓に負担をかけたりする事が多いので注意してください。缶詰やレトルト製品は水分が75%程含まれますが歯石が付きやすいのでドライフードと交互にあげるのがよいと思います。
猫は安心出来る空間があれば狭くても暮らしていけます。3歳位まではじゃれたり走り回ったり活発なので遊べるスペースを作ってあげてください。また高い所が好きなので立体的に行動出来るように猫タワー等も置いてあげるとよいと思います。
人 | 1歳 | 5歳 | 10歳 | 18歳 | 30歳 | 40歳 | 50歳 | 60歳 | 70歳 | 80歳 | 90歳 |
猫 | 3週間 | 3ヶ月 | 7ヶ月 | 1歳 | 3歳 | 5歳 | 7歳 | 9歳 | 11歳 | 13歳 | 15歳 |
迷子になってもお家がわかるように首輪やマイクロチップを付けましょう
猫免疫不全ウィルス感染症 | 免疫力が低下するいわゆる猫エイズ 単独でワクチンあります |
5種混合ワクチン
予防接種は年1回受けさせてあげてください。
室内飼いを徹底させてください。外に自由に出入りしている猫がある日突然断たれてしまい室内に閉じ込められてしまうのはかなりのストレスになります。外に出た経験のない猫の場合はそれが当たり前となり外が危険だということを認識しますのでストレスも少なくご近所に迷惑をかける事もありません。また外からの病気や交通事故も防ぐことが出来ます。猫は本来夜行性の動物で昼間は寝ていて夜活動する習性をもっています。現代の猫は飼い主の生活リズムに合わせて行動しているようです。
猫の寿命はワクチン接種や医学の進歩、バランスのとれたキャットフード等によって平均寿命は延びています。現在14歳〜15歳位まで元気でいる猫も多くなりました。
トイレはまめにお掃除してあげてください。猫はきれい好きなので汚れていると他の場所でしてしまうことがあります。
生後1年位を目途に避妊手術、去勢手術をしてあげてください。
発情期がくるとメス猫は大きな声で夜通し鳴くので遠くからオス猫が集まってきて外でも鳴声がします。ご近所の迷惑になるうえトイレ以外で放尿をするようになります。これをマーキングと言いますがその独特な匂いはとても耐えられません。このような行為も避妊、去勢手術により防ぐ事が出来ます。オスはストレスから解放され穏やかになりメスはメス特有の病気も防げます。
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